山形国際ドキュメンタリー映画祭2019 では、サポーターのジェイムズ英会話さんとのコラボレーション企画として、日頃英会話を学んでいる子供たちが海外からのゲストへ英語でインタビューを行うイベント、その名も「目指せ!バイリンガルレポーター!世界の監督に突撃インタビュー!」を開催しました。
インタビュー前日の10月12日(土)、映画祭会場の山形市中央公民館(アズ七日町)隣りのジェイムズ英会話山形校に集まった子どもたちは、まず、監督にどんなことを聞きたいか考えました。そして、それを英語ではどのように言うのか、ネイティブの先生方に教わり、翌日のインタビュー本番に向けて各自自宅で練習を重ねました!
10月13日(日)インタビュー当日、お昼ころに山形市民会館大ホールに集合した子どもたち。
「赤いパスをしている人が監督さん」という目印をもとに、会場で監督さんを探します。
まず最初に突撃したのは、こちら。
マレン・ビニャヨ監督(ラ・カチャダ)
Marlén Viñayo (Director of _Cachada–The Opportunity_)
しきりに一生懸命質問するキッズレポーターをかわいい!かわいい!と褒めてくださり
子どもたちのやる気を引き出してくださいました。
その近くをインタビュー終わりで通りがかった二人目の監督に突撃!
マレン・ビニャヨ監督(『ラ・カチャダ』)
アナンド・パトワルダン監督(『理性』)
Marlén Viñayo (Director of _Cachada–The Opportunity_)
Anand Patwardhan (Director of _Reason_)
Why do you make films ? という質問におお〜!と笑顔になるアナンド監督。
(この後、たびたびこのシンプルで深い質問に笑顔が溢れる監督続出!)
回答は少し難しかったけど、なんとなく理解したリポーター諸君。
次は、赤いストラップを目印に声をかけたら・・・
ルネ・サワーさん Lune Sauër
こちらは、クレア・パイマン監督(『光に生きる ― ロビー・ミューラー』)Claire Pijman (Director of _Living the Light–Robby Müller_)とともに映画祭に参加していた娘さん。
キッズレポーターが用意していた質問は監督向けのものが多く、急遽アドリブで質問することに。緊張感マシマシ!そんなピリピリドキドキムードの中、ルネさんはとても穏やかにお話してくださいました。
だんだん自信がついてきたキッズリポーター。その勢いのままに次へ!
映画を見に来ていた監督を入り口でキャッチ!「5分だけならいいよ〜」とインタビューに協力してくれたのは、ミコ・レベレザ監督(『ノー・データ・プラン』)Miko Revereza (Director of _No Data Plan_)。とても気さくに、キッズにも好きな食べ物を質問してくれたり、最後にハイタッチしてくれたり。キッズの緊張がどんどんほぐれていきました。
市民会館大ホールでは上映が始まって人がいなくなったので、隣のフォーラム山形へ移動しようとしたところ、オープンカフェで休憩していた バフマン・キアロスタミ監督(『エクソダス』)Bahman Kiarostami (Director of _Exodus_) をキャッチ!レポーターと監督の身長差がすごい!一つの画面になかなか収められなかったのですが、二人をなんとか画面に入れようと撮影も頑張ったキッズレポーター!ぜひ御覧ください!(撮影もキッズが iPad で行っています。)
バフマン・キアロスタミ監督(『エクソダス』)
クレア・パイマン監督(『光に生きる ― ロビー・ミューラー』)
セヴリーヌ・アンジョルラス監督(『ある夏のリメイク』)
Bahman Kiarostami (Director of _Exodus_)
Claire Pijman (Director of _Living the Light–Robby Müller_)
Séverine Enjolras (Director of _Remake of A Summer)
市民会館大ホールでQ&Aを行っているという情報をキャッチして向かう!
非常に盛り上がり質問が途切れないクレア・パイマン監督のQ&Aを静かに横で聞きながら、ひたすら突撃のタイミングを狙うキッズレポーター!そう、先程は娘さんにインタビューさせてもらったので、今度はお母さんの監督に突撃したかったのです!クレア監督からキッズに好きな映画を逆質問してくださって、ミニオンズと答えるもご存じなかったご様子でスタッフに質問する一幕も。アニメね!いいねー!って笑顔で返してくれてキッズもニコニコ。
その後、再度フォーラム山形に向かうも、途中のカフェでまたもや赤いストラップ発見!セヴリーヌ・アンジョルラス監督!台風一過で晴天なものの風の強い屋外でしたが、笑顔で「私も英語上手じゃないので一緒よ〜」「みんな英語上手ね!」と全員からの質問に丁寧に答えてくださいました。
ようやくフォーラム山形に到着!早々にキャッチしたのは・・・
ジジ・ベラルディ監督(『山の医療団』)
ロンナン・イサク・ファンヤスさん(『カナカナブは待っている』プロデューサー)
Gigi Berardi (Director of _Beyond the Salween River_)
Lungnan Isak Fangas (Producer of _Kanakanavu Await_)
だんだんアドリブが効くようになってきたキッズレポーター。ロンナンプロデューサーに納豆は好きか聞いたところあまりお好きじゃないと。逆に君たちは納豆好き?と聞かれ「あんまり。。。」と答えると握手を求められる場面も。心が通じ合ったようでした。
張齊育(テオ・チーユー)監督(『ここへ来た道』)
イカ・ウランダリ監督(『Planet of Love(仮)』)
ジョン・トレス監督(『革命の花 ― ヴェトナム・ローズの日記』)
Teo Qi Yu (Director of _Through the Border_)
Ika Wulandari (Director of _Planet of Love_)
John Torres (Director of _People Power Bombshell_)
だんだんみんな積極的になって、一人がインタビューを終えると僕も僕もと前に出て質問できるようになりました。用意していた質問をするのも飽きたのか(?)だんだん本当に自分が聞きたいことを英語で質問するようになって、日頃の勉強の成果を発揮していました。
ジョン・トレス監督にオススメのグルメを聞かれて「玉こんにゃく」と伝えるも、「こんにゃく?それは何?」の質問にキッズもスタッフもあたふた。こんにゃくってどう説明したらよいのー!(監督、食べればわかります!)
章梦奇(ジャン・モンチー)監督(『自画像:47KMの窓』)
ジャン・エスキナジ監督(『アナトリア・トリップ』)
Zhang Mengqi (Director of _Self-Portrait: Window in 47 KM_)
Can Eskinazi (Director of _Anatolian Trip_)
ジョン監督へのインタビューの様子を「かわいい〜!」と撮影していたジャン・モンチー監督。もちろんそのままインタビューを受けていただきました!
そして、先程カフェでお会いしたジャン監督。ランチ食べ終わる頃にもう一度来てくれたら答えるよ、と言ってくれていたので、お言葉に甘えて再び突撃。わざわざ外に出てきて(しかもキッズと同じ低い場所に降りてくれて)にこやかに回答してくださいました。
最後はみんなで記念撮影。
突撃インタビューをやりきった笑顔が並びました。
また2年後にチャレンジしてくれるのをお待ちしています!