Yearly Archives: 2019
8月6日、山形の夏の風物詩「花笠まつり」期間中に、山形市の協力のもと山形国際ドキュメンタリー映画祭2019プレ・イベントとして野外上映会を開催しました!
話題作目白押しのインターナショナル・コンペティション上映作品の予告編や、「花笠まつり」にちなんだ懐かしのフィルム上映、山形の伝統芸能「やまがた舞子」を紹介する短編ドキュメンタリーの上映など、盛りだくさんでお贈りします。
花笠まつりの熱気に包まれて
8月5日~7日の3日間で開催された「花笠まつり」。東北を代表する夏まつりの一つとして全国的に親しまれ、3日間の人出も100万人超えという大きなお祭りです。
今回の野外上映会では、花笠まつりを観覧のお客さんも気軽に立ち寄って楽しめるプログラムをご用意しました!
灼熱の会場設営
ユネスコの創造都市ネットワーク映画部門加盟を果たした山形市と連携し、お祭り屋台で賑わう最上義光歴史館前広場にスクリーンを設置。
上映会当日は最高気温が36度の猛暑日。照りつける太陽のもと、熱中症に注意を払いながら力を合わせてスクリーンや映写機を設置しました。
大きなスクリーンが壁に掛けられると、「何が始まるんですか?」と、お祭りを見にきていたお客さんたちも興味津々な様子でした。
お客さんが集まってきました!
午後7時、お祭り観覧中に立ち寄ってくれた方、映画祭HPの告知を見て来てくれた方などで、開始前から会場の席はいっぱいに。
「今年のドキュメンタリー映画祭も楽しみにしてるよ。」など、嬉しいお声かけもいただきました!
いよいよ上映開始!
7時15分、いよいよ上映開始です!
まずは、山形国際ドキュメンタリー映画祭をご紹介するオリジナル映像を上映。
アットホームで手作り感が魅力の映画祭を、ユニークな語り口で紹介する映像です。
監督・スタッフ・観客が香味庵クラブでお酒を飲みながら映画を語ったり、一緒にボウリングまで楽しんだりする姿に、会場のお客さんの表情もほころんでいました。
話題作目白押し!インターナショナル・コンペティション上映作品予告
山形国際ドキュメンタリー映画祭のメインプログラムとなるインターナショナル・コンペティション作品。
今年は
世界各地から応募された1,428本から厳選されています。
バラエティに富む世界の最先端の表現が凝縮した珠玉の15作品の中から、いくつかの予告映像を上映しました!
残念ながら英語字幕のみの上映でしたので、スタッフが作品のあらすじと見どころをご紹介しながらの進行となりました。
懐かしのフィルムで蘇る、昭和の花笠まつり!
続いて上映された『花笠踊考』(1971年製作)は、昭和46年当時の花笠まつりが映像に収められた貴重なフィルム作品。
映像から流れる花笠音頭を聞きつけ、会場にはさらにお客さんが集まってきました。
白黒の映像には、大通りを老若男女が躍動感あふれる踊りで練り歩き、観客が熱い声援をおくる姿が。花笠まつりを包む熱気や人々の情熱は、現在も変わらずに受け継がれていることを実感します。
この日は夜も気温30度以上の暑さでしたが、皆さんめげずにスクリーンに熱い視線を送られていました。
今に息づく伝統芸能、やまがた舞子!
広場を流れる水路に写し出され、幻想的な雰囲気に。
続いての作品は、『やまがた舞子 ~ 受け継がれる伝統芸能』(2019 年製作)。
舞子の日常や芸妓の歴史を通し、受け継がれる山形の伝統芸能や料亭文化の魅力、そして人々の想いを未来に伝える短編ドキュメンタリー映画です。
監督を務めた佐藤広一さんが応援に駆けつけてくれました!
日々稽古に励む舞子さんと、愛情深く彼女たちを育てようとする芸妓さんの姿と関係性をとても丁寧に描いた作品でした。
前日の花笠まつりでは、やまがた舞子の皆さんが山車に乗って登場されました。
ご来場者の声
上映後、ご来場された方々に感想を伺いました。
「初めの山形ドキュメンタリー映画祭の紹介映像がとっても和やかで、楽しそうな映画祭だと思った。」
「インターナショナル・コンペティションの予告は、日本語字幕がなかったので分からない部分もあったが、火の中を歩く女性の姿など、強烈な印象で強く映像に惹き込まれた。」
「やまがたで舞子さんが活躍していることを、自分は山形に住んでいながらほとんど知らなかった。『やまがた舞子』でそんな舞子さんの世界を見れて新鮮だった。」
おわりに
盛況のうちに幕を閉じた今回の野外上映会。
参加者883名・鑑賞者456名と、大変多くの方に足を運んでいただきました。大変暑い中でご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
今回の上映会を通して、今年10月の山形国際ドキュメンタリー映画祭2019に少しでも興味を持っていただければ大変嬉しいです。
今後もドキュメンタリー映画の魅力と山形の豊かな映像文化を多くの方にお届けできるよう、精一杯取り組んでまいります。
どうぞご期待ください!
(文責:山形映画祭事務局)
映画祭と山形滞在を楽しむオススメ情報をお届けするシリーズ【楽しんでけろ!山形映画祭】。
第6回は、映画祭開催中に3日間限定で開催される山形映画祭と米富繊維(アパレルブランド「COOHEM」)のコラボ企画「YONETOMI FACTORY TOUR」についてご紹介します!
1. 山形から世界へ!日本のモノづくりカルチャーを発信
知る人ぞ知る!山形のニット産業
山形県のニット産業の歴史は古く、戦前から農家の多くが蚕を育て繭を取っていたことや、政府が羊の飼育を推奨していたことから、繊維のものづくりが発展しました。
その後は戦後の復興の中で女性の社会進出と機械の進歩とともに、山形のニット産業は急速に発展していきます。
素材や編地開発からの製品づくりに力を入れ、特に「山形方式」といわれる産地内一貫生産方式を先駆的に開発。最新鋭成型編機を駆使した“先進国型ニット産業”体制をめざすなど、各社が個性的な発想と技術でニット業界をリードしています。
米富繊維の自社ブランド「COOHEM」
米富繊維は、山形県山辺町にて1952年より創業のニットメーカー。
世界でも類を見ない多素材使いによる「交編 ( こうへん )」の技術を基に、素材開発から商品開発、量産に至るまでを一貫して自社ファクトリーで行い、オリジナル性の高いニット製品を提供し続けています。
そんな米富繊維初の自社ブランドとして2010年に誕生したのが「COOHEM」。
見栄えも着心地も、より良く新しく、鮮やかでファンシーに。すべての工程が一箇所で完結する希少なファクトリーから、オリジナリティが極めて高いスタンダードアイテムを世に送り出しています。
2. モノづくりを体感!「YONETOMI FACTORY TOUR」
©ISAO NEGISHI
「山形から世界へ日本のモノづくりカルチャーを発信する、米富繊維の唯一無二のモノづくりをぜひ体感してほしい!」
そんな熱い想いから始まった、YONETOMI FACTORY TOUR。
初開催となる2018年には、県内外から多くの方が来場されました。
2回目となる今回は、
山形国際ドキュメンタリー映画祭の期間中10月10日(木)~12日(土)の3日間限定で工場見学が開催されます!
ここがみどころ!
① 1本の糸からセーターが作られる工程&高度な編地開発技術を分かりやすく解説!
② セーターの生産過程の一部を体験できるコンテンツをご用意!
③ 最新コレクションをお買い求めいただけるショップもオープン!
©ISAO NEGISHI
開催概要
〈予約方法〉 完全予約制 (先着順) ※見学日3日前まで
Tel:023-664-8166 またはmail:info@yonetomi.co.jp
〈営業時間〉 9:00 ~ 17:00(土日祝を除く)
〈参加費〉 無料
〈開催日〉 10/10(木) ~ 10/12(土)
〈時間〉 午前の部 10:00 ~ 11:30 / 午後の部 15:00 ~ 16:30
※各回 10 分前より受付を開始致します。
〈所要時間〉 90 分
〈定員〉 各回 15 名様
〈場所〉 米富繊維株式会社 山形本社
山形県東村山郡山辺町大字山辺 1136
Tel 023-664-8166
当日は、山形駅とイベント会場(米富繊維本社)を結ぶ無料の送迎バスを運行。山形駅と中心市街地(映画祭会場)を結ぶ巡回バス「ベニちゃんバス」(乗車100円)も15分おきに運行しているので、こちらの利用もオススメです!
イベント詳細情報はこちら
http://www.yonetomi.co.jp/191
おわりに
©ISAO NEGISHI
イベントの所要時間は90分ほどなので、映画鑑賞の合間に無料の送迎バスに乗って、気軽に参加できるのが嬉しですね!
特に初日の10日であれば、少し早めに山形入りし、映画祭開会式の前にイベントを楽しむというのも良いかもしれません。
山形から世界へと躍進する日本のモノづくりカルチャーをぜひ体感しに来てみてくださいね!
ではでは、次回もどうぞ見てけろな〜!
ライター:藤 あかね
【V.V.】ボランティアボイス③ 高校生の感性でドキュメンタリー映画祭にふれること
映画祭には高校生ボランティアも参加しています。
今回お話を伺ったのはボランティア参加をきっかけに、ドキュ山ユースとして活動をしていた永野優花さん。そして現在、ドキュ山ユースとして活動をしている佐藤桃花さんに、メッセージを寄せていただきました。
_ボランティアに参加しようと思ったのはなぜ?
映画祭に参加していた知り合いに、高校生もボランティアできることを教えてもらいました。ちょうど、母が応募するというので、一緒に参加することにしました。
_参加してみてどうでしたか?
大人の中に混じるような状態で少し戸惑うこともありましたが、仕事の合間にいろいろな方と話したり、大学生に大学生活のことを聞けたのはよかったです。私のほかにも高校生はいましたけど、映画祭事務局からの呼びかけで学校を通して申し込んだ人も多かったようで、高校生同士まとまって参加されていました。
_各学校ごとに団体で参加していたんですね。
そのようです。感じ方は人によるのかなと思いますが、私は一般参加でよかったですね。私が担当した山形美術館はとても気さくでアットホームな雰囲気で、数日間の活動の中でボランティア同士が仲良くなれました。映画祭が終わった後でも市内で偶然会ったりすると、挨拶する知り合いが増えたりして学校だけでは得られないことだなと思います。
_高校生の時だからこそ感じたこと、将来像に影響したことはありますか?
映画祭は、人生のターニングポイントになったと言っても過言ではないくらい大きな影響がありました。まず、ボランティア参加をきっかけにドキュ山ユースに入ったこと。そこでさらに深く映画に関わるようになり、いろいろな活動を通して、積極的に行動できるように自分が変わったと思います。また、それまではなじみのなかったドキュメンタリー映画を観るようになり、社会問題等をより真剣に考えるようになりました。
_ドキュ山ユースの存在も大きかったんですね。今後の映画祭に希望することは?
私もそうでしたが、生まれた時から山形市に住んでいるのに映画祭を知らない人が多いのではないでしょうか。市民への知名度がもっと上がればいいなと思います。また、若者へのアプローチとしてドキュ山ユースにもどんどん活躍していってほしいです。
_最後に、高校生へのメッセージをお願いします。
ボランティア参加は学校では学べないことを学ぶチャンス。学校や部活単位で参加する人も多いかと思いますが、できれば友達同士で参加して担当の仕事をするだけでなく、知らない人とも積極的に話すことをお勧めします。また、ボランティアは期間中、無料で映画を観ることができます。普段はドキュメンタリー映画を観ない人もせっかくの機会なのでドキュメンタリー映画に親しんでほしいです。ボランティアへの参加をきっかけにドキュ山ユースにも興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
_ありがとうございました!
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■Profile
永野優花(ながのゆうか)さん(19歳)
山形市出身、埼玉県在住。学生。2017年にボランティア参加。会場である山形美術館ではチケットのモギリやカウント、同時通訳機の受け渡しを担当。趣味は音楽演奏、映画鑑賞、お菓子作り。
これからボランティアをしたい高校生の皆さんへ「ドキュ山ユース」からのメッセージ
最初は何をやるかわからなかったし、外国の監督さんに話しかけられたらどうすればいいのか、など不安はかなりありましたが、実際やってみると楽しく終わることができました。ボランティア参加の後は、ドキュ山ユースに入っていろんな人と知り合い、自分が知らなかった世界を知ることができました。もし、参加を迷っている人がいたら、ぜひやってほしい! 映画も無料で見られるし、監督がどんな想いで映画を製作したかも聞けるからとても楽しいです!
ドキュ山ユース 佐藤桃花さん(上山明新館高校3年生)
映画祭ボランティアの詳細はこちら
7月26日の金曜上映会〈YIDFF 2017 アンコール17:家と街〉
今回はご好評いただいているアンコールシリーズの第17弾。〈家と街〉というテーマで、山形国際ドキュメンタリー映画祭 ’95 インターナショナル・コンペティション上映作品、マリナ・ゴルドフスカヤ監督の『アルバト通りの家』と、山形国際ドキュメンタリー映画祭 2017 アジア千波万波上映作品、陳君典(チェン・ジュンディェン)監督の『中国街の思い出』を上映します。家や街に集積した記憶の数々。ご期待ください。
『アルバト通りの家』 14:00-、19:00(2作品2回上映)
『アルバト通りの家』
山形国際ドキュメンタリー映画祭 ’95 インターナショナル・コンペティション上映作品
監督:マリナ・ゴルドフスカヤ/ロシア/1993/59分
作品紹介:
20世紀ロシアで、「アルバト通りの家」に住んでいた人々の話。このアパートは1900年初頭に建てられた当時は裕福で特権階級の家庭のためのものだったが、1917年の革命後は異なった背景をもつ人々のための集合住宅と化してしまい、彼らは否応なしに共同生活を強いられた。歴史的フィルムと「アルバト通りの家」の以前の住人達―何人かは98歳になっている―の回顧録により素晴らしい「家」の話は蘇る。ある住人は「ドアをドンドン叩く音が聞こえて毎日のように誰かが逮捕されていったよ」と語る。ナレーターは言う。「ここ70年の間、ロシア全土がこのアパートのようだったんだ。全くおかしな家族だよ」。監督は’89年の審査委員。
『アルバト通りの家』
『中国街の思い出』 14:00-、19:00(2作品2回上映)
『中国街の思い出』
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2017 アジア千波万波上映作品
監督:陳君典(チェン・ジュンディェン)/台湾/2016 /30分
作品紹介:
台南市で1970年代に建設された住宅と商店街が同居する「中国城」が取り壊される。息をひそめながらその日を待つ建物で、監視カメラは開かないシャッターを映し続け、犬は定位置に寝転び、カラオケ店ではモニターが光り、マイク音がくぐもる。廃墟のような建物の呼吸とかつての住人の記憶が呼応し、亡くなった人を偲ぶように住人が語るのは、かつて界隈が賑わっていた頃の様子であり、その人の人生、この街の歴史の一幕でもある。
監督のことば:
ある建物の存在は、時間と空間という背景の移り変わりとともに、動的かつ有機的な状態として現れるだろう。繁栄から荒廃へ、整備された状態から崩壊へと向かい、さまざまな外在的要因(政府の政策、都市計画)と内在的要因(居住者の使用状況)によって、その運命の向かう方へ絶えず引っ張られていく。しかし、結果的にどのような方向に行ったとしても、そのプロセスにおいて、建物自身が自らの歴史的価値を生むのであり、この歴史的価値は、建築物が廃墟化したり、建て替えられたり、取り壊されたりすることで消し去られることはないだろうし、消し去ってはならないはずだ。
だからこの作品は、動的映像を主とせず、むしろ大量の写真を表現の主体としている。動的映像は常に時間軸に順応して、積み重なり進んでいくことで形成される叙事であり、写真は時間軸のある一面だけを切り取り、サンプリングしたものだ。だが、物理的な時間の凝固は、見る者の心の奥にある時間の感覚をなお一層撹拌する。私は、ここにひとつの記念碑を建て、映像をその石柱に見立て、人々の語りをその碑文とし、失われようとする場所の景観を記念しようと試みた。
陳君典(チェン・ジュンディェン)
『中国街の思い出』
[会場]山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室
[料金]鑑賞会員無料(入会金・年会費無料)
[主催]認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[問い合わせ]電話:023-666-4480 e-mail:info@yidff.jp
映画祭と山形滞在を楽しむオススメ情報をお届けするシリーズ【楽しんでけろ!山形映画祭】。
第5回は、映画祭にボランティアとして参加する、または参加してみたいと考える方へ、海外ゲストへの案内や交流に役立つ英語表現が身につく「ボランティア英会話レッスン」についてご紹介します!
⒈ 映画祭を支えるボランティアスタッフを大募集!
山形国際ドキュメンタリー映画祭には、世界の様々な国や地域からたくさんのゲスト(映画関係者)が訪れます。そんな映画祭を盛り上げ支えているのが、ボランティアスタッフの皆さんです。
「ボランティアさんによるあたたかい手づくり感覚こそ山形映画祭の魅力だ」と、訪れるゲストさんから毎回絶賛されているんです!
新しい出会いや楽しい交流がいっぱいの国際映画祭の現場で、ゲストをあたたかくお迎えし、ぜひ一緒に山形映画祭を盛り上げていきましょう!
ボランティアの募集情報・説明会についてはこちら
https://www.yidff.jp/2019/info/19vol.html
ボランティア体験談の記事はこちら
① http://www.yidff-live.info/2548/
② http://www.yidff-live.info/2614/
⒉ 英語に自信がなくても大丈夫!ジェイムズ英会話の特別レッスン
映画祭ボランティアには、会場やゲストサポート、取材や機材操作など様々なお仕事があります。英語が話せなくてももちろん大丈夫ですが、この機会にぜひ海外ゲストさんへの案内や交流で英語を使ってみたい!という方に、オススメの特別企画をご紹介します。
山形映画祭とサポート企業であるジェイムズ英会話のコラボ企画として、ボランティアでの英会話のスキルアップを目指す「ボランティア英会話レッスン」。
大好評につき、今年も開講が決定しました!
プログラム内容
6回限定レッスン 16,200円(税込)
(オリジナルテキスト代込み!)
Day1 外国人のお客様をあたたかくお迎えしよう
Day2 目的地・場所を案内しよう
Day3 今日のプログラムやスケジュールを説明しよう
Day4 映画の感想を伝えよう
Day5 山形でまた会いましょう!お別れ・お礼の表現
Day6 Day1〜Day5の英語表現をおさらい
※映画祭終了後に報告会をかねたイベントも開催!
スケジュール(全6回)
8月20日(火)〜9月29日(水)
毎週火・水曜日
火曜日 19:00ー20:15
水曜日 14:00ー15:15
ご参加できない日は他クラスで振替受講ができたり、レベルや内容に合わせてマンツーマンレッスンもアレンジできるそうです。
場所
ジェイムズ英会話山形校
(天童校、米沢校、仙台校で受講をご希望の場合は、ジェイムズ英会話へお問い合わせください。)
申し込み
お申し込み締め切り 8月10日(土)
プログラムの詳細・お申し込み・お問い合わせはこちら
https://www.james.co.jp/yamagatainternationalfilmfestival/
参加者の声(2017年参加)をご紹介!
「映画祭の間に使える会話を実践練習する内容で、初級レベルの私でも毎回楽しく笑いの絶えないレッスンでした。」
「道案内のような業務上使う会話の他に、映画の感想を伝える表現方法のような、よりコミュニケーションを深める会話や単語を学べてとても実践的で役立ちました。」
終わりに
「ボランティア英会話レッスン」で練習する道案内や自分の意見・気持ちを伝える英語表現は、映画祭ボランティアのみならず、日常生活やお仕事でも役立ちそう。英会話初心者の方も大歓迎のプログラムなので、気軽に参加できるのも嬉しいですね!
映画祭の仲間とワイワイ楽しみながら、英語のスキルアップをしてみてはいかがでしょうか。
ではでは、次回もどうぞ見てけろな〜!
ライター:藤 あかね
映画祭と山形滞在を楽しむオススメ情報をお届けするシリーズ【楽しんでけろ!山形映画祭】。
第4回のテーマは「山形へのアクセスをもっと便利に!お得な交通サービス」。全国各地から山形を結ぶ新たな交通サービスが登場したことで、これまで以上に”早く””安く”山形にアクセスできる選択肢が増えています。
今回は第1弾として、高速バス&宿泊のセットや飛行機のお得な交通サービスをご紹介します!
1. 高速バス&ホテル宿泊のセット(山交観光)
どんなサービス?
〈高速バス〉
期日:2019年10月9日[木]-10月17日[木]
〈ホテル宿泊〉
宿泊日:2019年10月10日[金]-10月16日[水]
宿泊代金:1泊2日(朝食付き)シングル おとな1名様
ここが便利!
① 滞在期間中の宿を確保してくれる!
今年は映画祭が30周年記念開催となり来場者の増加が予想されることや、山形市内で映画祭以外の大きなイベントが開催されることによって、例年以上に宿泊予約と交通サービスの予約が取りづらい状況が予想されます。こちらのサービスで交通と宿を確保できるのは安心ですね。
② 映画祭会場に近くて便利なホテルに滞在できる!
今回候補となるホテルの多くが映画祭会場(山形市内中心地)の徒歩圏内。一番遠いホテルでも、バスで20分ほどで会場とホテルを行き来できます。移動の時間に捉われず、映画祭の上映や様々なイベントを1日中楽しむことができます。
詳細情報・お申し込みはこちら
山形国際ドキュメンタリー映画祭公WEBサイト 宿泊・交通情報ページ
https://www.yidff.jp/2019/info/19acmd1.html
お申し込み締め切り日:2019年7月31日[水]
→今月中の販売なのでどうぞお早めのお申し込みを!
2.飛行機(フジドリームエアラインズ)
どんなサービス?
名古屋・札幌から山形空港へ直行便があり、アクセスに便利な空の旅を提供。
フジドリームエアラインズ(FDA)では、予約の時期に合わせて選べる様々な割引のサービスがあります!
運行路線(2019年3月31日〜2019年10月26日)
⇔:往復
●直行便
・山形 ⇔ 札幌(新千歳)
・山形 ⇔ 名古屋(小牧)
ここが便利!
① ご搭乗日45日前までの予約/購入で、最大約76%割引!
最もお得な割引運賃は、FDA『45割』です。驚きの最大約76%の割引に。
販売座席数には限りがあるため、滞在日程が決まったら、お早めのお申し込みがオススメです!
『45割』以外にも、ご自身のご予約の時期に合わせて選べる様々な割引のサービスがありますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
フジドリームエアラインズ お得な運賃のご紹介ページ
https://www.fujidream.co.jp/fare/
② 名古屋と札幌エリアからは、新幹線よりも早くて安い!
直行便が飛んでいる名古屋(小牧空港)と札幌(新千歳空港)にお住いの方にとっては、新幹線よりもずっと早く安価で山形に来ることができます。
例えば、2019年7月13日時点での10月10日搭乗の最安値は、
・名古屋(小牧空港)11,500円
・札幌(新千歳空港)10,270円
(最大割引率の『45割』を利用した場合)
新幹線の通常料金と比べて1万円〜2万円ほどお安くなっています。
③ 山形空港⇔山形駅のシャトルバスが便利!
山形空港からは飛行機の到着時刻に合わせたシャトルバスが毎便出ています。こちらは予約不要で、料金は980円。山形空港から35分ほどで山形駅前(映画祭会場付近)まで来られるので楽ちんですね!
シャトルバス詳細はこちら
https://www.yamagata-airport.co.jp/access/liner_01.html
終わりに
いかがでしたか?各交通のサービスはお申し込み順や割引率の変化があるため、ご予約/ご購入が早ければ早いほどお得になります。
また、映画祭チケットのお得な早割販売もあるので、滞在予定が決まったら、交通・ホテル・チケット合わせてお早めのお申し込みがオススメです!
お得な映画祭チケットのご紹介記事はこちら
http://www.yidff-live.info/2505/
新幹線・チケット・宿泊がセットになった『GoGoパック』のサービスは8月上旬に発表予定です。
こちらも改めてご紹介したいと思います。
ではでは、次回もどうぞ見てけろな〜!
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映画祭に関するお得なサービスのご案内や、チケット・グッズの販売、プログラムの最新情報は、
映画祭公式WEBサイト ・facebook ・twitter ・Instagram ・ドキュ山ライブ! を、ぜひチェックしてみてくださいね!
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ライター:藤 あかね
【山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019】インターナショナル・コンペティション上映作品発表!
2年に一度の山形国際ドキュメンタリー映画祭の年がやってきました! アジア初の国際ドキュメンタリー映画祭として、1989年から隔年で開催されてきた本映画祭も今年で30周年、記念すべき16回目を迎えます。
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 インターナショナル・コンペティションの作品募集として2018年9月1日より2019年4月15日の期間で受け付けた作品から、10名の予備選考委員により厳正な選考を行い、15作品を上映作品として決定しました! 多様性に富んだ作品群にどうぞご期待ください。
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 インターナショナル・コンペティション上映作品
別離 Absence
監督:エクタ・ミッタル Ekta Mittal
インド/2018/80分
インド郊外の農村では移住労働者として都市部に出かけ、そのまま消息を絶ってしまう男たちが少なからずいるという。残された妻や母は行方不明者の面影を求めて尽きない思いを廻らせる。パンジャーブ語の近代詩に着想を得た本作は、原題Birha(別離による悲しみの意)が示すように、愛する誰かが今ここにいないということについての映画であり、あらゆる不在のイメージが重層的に描かれる。最下層に生きる人々が貧困から逃れることができない限り、女たちの悲嘆もまた深い霧のように決して晴れることはない。幻想的な空間の中でインドの過酷な現実が浮かび上がる。
ラ・カチャダ Cachada – The Opportunity
監督:マレン・ビニャヨ Marlén Viñayo
エルサルバドル/2019/81分
エルサルバドルの露店で生活の糧を得るシングルマザー5人が演劇のワークショップに参加。リハーサルを繰り返すうちに、次第に自分たちの生活、状況に向き合うことになる。それは社会全体が許容している、女性に対する不当な暴力のサイクルだった。哀しみを肥った肉体に秘めて、陽気にふるまう彼女たちは、植え付けられたトラウマを乗り越えることができるのか。彼女たちに1年半密着して、その魅力を映像に焼きつけたマレン・ヴィニャイヨにとっては初の長編監督作品となる。
十字架 The crosses
監督:テレサ・アレドンド カルロス・ヴァスケス・メンデス
Teresa Arredondo, Carlos Vásquez Méndez
チリ/2018/80分
チリ南部の小さな町で起きた製紙会社組合員大量殺人事件。軍事クーデターから数日後の1973年9月、19人の工場労働者が警察に連行され、6年後、遺体となって発見された。解決に至らない事件はそのまま闇に葬られるかに見えたが、40年後、事件への関与を否定していた警察官のひとりがその証言を覆した時、製紙会社側と独裁政権の思惑が明らかになる。いまだ「死」がそこかしこに漂う閑静な町の姿と、殺害現場に立てられた夥しい数の十字架が声にならない叫びを上げ、国家が手引きした虐殺の歴史を告発する。
死霊魂 Dead Souls
監督:王兵(ワン・ビン) Wang Bing
フランス、スイス/2018/495分
1950年 代後半に起きた中国共産党の反右派闘争で粛清され、ゴビ砂漠の中にある再教育収容所へ送られた人々。劣悪な環境のなか、ぎりぎりの食料しか与えられずに過酷な労働を強いられ、その多くは餓死した。王兵(ワン・ビン)監督は『鳳鳴−中国の記憶』(YIDFF2007大賞)と初長編劇映画『無言歌』(2010)で描いたテーマを追い続け、8時間を超える証言集にまとめあげた。生き抜いた人々が語る壮絶な体験と、収容所跡に散乱する人骨の映像から、忘れ去られた死者の魂の叫び声が聞こえてくる。
誰が撃ったか考えてみたか?(仮) Did You Wonder Who Fired the Gun?
監督:トラヴィス・ウィルカーソン Travis Wilkerson
アメリカ/2017/90分
監督自身の曾祖父が1946年に起こしたアラバマ州ドーサンでの黒人男性射殺事件。これまで親族の間でも隠され忘れ去られていたが、古い新聞記事を元に当時の状況を掘り起こし、自身の家族の闇にサスペンスタッチで迫る。人種差別主義者であり家族にも暴力を振るっていたこの曾祖父の、弱者に対する抑圧的人格を暴くことで、白人至上主義が当時も今も変わらず台頭する米国社会の病根を、白人である自分自身の問題として痛烈に提示する。『加速する変動』(YIDFF’99IC)、『殊勲十字章』(YIDFF2011IC特別賞)のトラヴィス・ウィルカーソン監督作品。
約束の地で In Our Paradise
監督:クローディア・マルシャル Claudia Marschal
フランス/2019/76分
14年前に故郷ボスニアを離れフランス東部で家族とともに暮らすメディナ。その姉妹インディラは彼女を頼って移住を試みるも、ドイツで難民拒否の現実に直面し帰国を余儀なくされる。このふたりの女性とその子どもたちが思い描く未来には、いくつもの透明な壁が障害となって立ちはだかりその実現を阻もうとする。排外主義の高まりのなかでますます居場所を失っていく人びとの横顔と、救いの手を求めて発される言葉の声を、映画はきわめてドラマティックに捉えることに成功している。
光に生きる—ロビー・ミューラー Living the Light – Robby Müller
監督:クレア・パイマン Claire Pijman
オランダ/2018/86分
ヴィム・ヴェンダースやジム・ジャームッシュの映画のカメラマンとして知られるロビー・ミューラー(1940-2018)の生涯とその仕事を辿る。『都会のアリス』や『ダウン・バイ・ロー』などの名高いショットの回顧とともに、本作はミューラーが家庭用ビデオやポラロイドカメラなどで撮影していたプライヴェートな映像を掘り起こす。家族との時間や滞在したホテルといった日常の中の光景を捉えたそのまなざしが、彼の人生と映画が地続きだったことを語ってくれる。誰もが簡単に映像を撮影できる時代にこそ観られるべき映画である。
Memento Stella
監督:牧野貴 Makino Takashi
日本、香港/2018/60分
“Memento Stella”は「星を想え」「ここが星であることを忘れてはならない」という意味の造語。現実の様々な事象を捉えた映像は、この星が光の集合であったことを思い出したかのように、微細な粒子にまで還元され、視覚と聴覚に訴える強烈なテクスチャに姿を変える。しかしそこに我々が「見て」しまうのは有史以来連綿と続く人の営みそのもの。自分がこの小さな星で生まれ、今尚生きているという当たり前の事実に気づくことになる。光と音のダンスが、既成の概念を超越した唯一無二の映像体験へと誘う!YIDFF2015IC審査員。
ミッドナイト・トラベラー Midnight Traveler
監督:ハサン・ファジリ Hassan Fazili
アメリカ、カタール、カナダ、イギリス/2019/87分
タリバン指導者について作品を作ったことで死刑宣告を受けた、アフガニスタンの映画作家夫婦が、子どもとともに欧州へ逃れるまでの3年間の旅の記録。家族がスマートフォンを駆使して撮影した旅の日常は、逃避行の不安と家族の親密さをリアルに描き出している。この作品を見る者は、未だ戦争の影響が残る不安定な社会から排斥され、寄る辺ない存在になっても続く一家の日常を、生々しく目撃することになる。
インディアナ州モンロヴィア monrovia, indiana
監督:フレデリック・ワイズマン Frederick Wiseman
アメリカ/2018/143分
2016年のアメリカ大統領選の結果を受けて、フレデリック・ワイズマンはインディアナ州の農業の町モンロヴィアを題材に選んだ。牧歌的な農場の風景からはじまって、フリーメーソンのロッジからライオンズクラブ、高校、教会、銃砲店などを細やかに観察しながら、ワイズマンは昔ながらの価値観、生活様式を護り続ける“善きアメリカ人”の姿を浮かび上がらせる。町で起きた出来事、会合、催事を軽やかにスケッチすることで、町という社会の全体像が見えてくる。アメリカを左右するほどの影響力を持つ人々の実像がここにはある。前回映画祭2017では『エクス・リブリスーニューヨーク公共図書館』を上映。
理性 Reason
監督:アナンド・パトワルダン Anand Patwardhan
インド/2018/240分
現代インドで深刻化するヒンドゥー・ナショナリズムの拡大と宗教的な対立。その状況に理性をもって抗する人間たちの姿を記録し、テレビ映像やインターネットにアップされた動画なども活用して構成された、全8章4時間の大作である。根強く残るカーストがもたらしてきた悲劇、不可触民や女性への差別を解消しようとする闘争は、テロや暗殺という手段で挫かれても失われず、詩や音楽の力に導かれて甦る。本作は、排他的なポピュリズムが招く危機的状況に警鐘を鳴らすストレートなメッセージを届ける。『神の名のもとに』(YIDFF’93IC市民賞)、『父、息子、聖なる戦い』(YIDFF’95IC特別賞)のアナンド・パトワルダン監督作品。
自画像:47KMの窓 Self-Portrait: Window in 47 KM
監督:章梦奇(ジャン・モンチー) Zhang Mengqi
中国/2019/110分
監督が長期間にわたって撮影を続ける中国山間部の小さな村。谷を見下ろす小屋の壁には、年月を経て掠れた「〇〇主義が中国を救う」の文字。監督はひとりの少女にその○○部分についての考えを問い、少女は「戦争もしてないのに、国を救う必要なんてあるの?」と問い返す。ある老人は85年に及ぶ自らの半生を語り、一方少女は村の老人たちの似顔絵を描き続ける。この映画が記録するのは、老人たちとともにやがて消えていく記憶、風景の痕跡として残る歴史や経済的衰退だけではない。この小さな村は、厳しい冬の終わりに文字通り鮮やかな色彩に染まる。『自画像:47KMに生まれて』(YIDFF2017NAC)の章梦奇監督作品。
トランスニストリア Transnistra
監督:アンナ・イボーン Anna Eborn
スウェーデン、デンマーク、ベルギー/2019/93分
ウクライナとモルドバの境界にあって、1990年に独立を宣言した小国トランスニストリア。ひと夏の時を川辺や森、ビルの廃墟で過ごす17歳のタニアと彼女をめぐる5人の男の子たち。恋と友情の危ういバランスの上のつかの間の光の輝きを、16ミリカメラが記録する。夏から秋、そして冬へと移ろいゆく季節のなか、未来への不安と故郷の自然の心地よさの間で、若者たちの感情生活は揺れ動く。生きるためには、出稼ぎか、兵士になるか、さもなければ犯罪者になるしかない。過酷な現実を前に、無限とも見える青春の時間が空に吸い込まれていく。
これは君の闘争だ Your Turn
監督:エリザ・カパイ Eliza Capai
ブラジル/2019/93分
公共交通機関の値上げ反対デモや、公立高校再編案に反対する学校占拠など、活発な政治運動を繰り広げるブラジルの学生たち。その記録映像に、当事者である3人の若者たちがナレーションを重ねていく。若者たちは、その歌うような軽快な語りとともに、学校を、そして街頭を次々と占拠し、政治家たちに自らの主張を認めさせていく。しかし彼らのこうした試みにも関わらず警察の対応はより暴力的なものになっていき、ブラジルは極右政権の誕生へと向かっていく。
ユキコ Yukiko
監督:ノ・ヨンソン Young Sun Noh
フランス/2018/70分
フランス在住の監督、生まれ育った朝鮮で暮らす母、戦時中に朝鮮人の恋人を追って日本からソウルにやってきた祖母。朝鮮戦争の渦中に生き別れ、母の記憶に残っていない祖母のことを仮に「ユキコ」と呼び、互いに薄い関わりしか持たない三人の女性像を親密に紡ぐ。母が独りで住む江華島、ユキコが人生最期の地に選んだ沖縄で、母のシルエット、日常風景、老人ホーム、摩文仁の丘が、繊細なカメラワークで重ね合わされる。二つの島で架空の物語が交わり、幾重にも声がこだまし、戦時の悲劇を呼び起こす。「記憶にない者を悼むことができるのか」という普遍的な問いが響く。
山形駅でのゲスト出迎えの様子。中央、向かって右が天本里実子さん
【V.V.】ボランティアボイス② はじめての出会いと新しい生き方。人生を変えた映画祭!
作品と人と、山形との出会いが一生ものの経験になることもあります。実際に映画祭に参加された方の声をお伝えする【V.V.】ボランティアボイス。2回目は、ボランティアスタッフとして参加した映画祭で運命的な出会いをされた天本里実子さん、昌希さんご夫妻です。
_ボランティアに参加したきっかけは?
天本里実子(以下、里実子) :山形映画祭には以前から興味を持っていましたが、仕事が忙しく、なかなか足を運ぶことができませんでした。ちょうど仕事を辞めた時期と映画祭が重なり、念願叶って参加することができたんです。
天本昌希(以下、昌希) :フォーラム山形で映画を鑑賞した後、ボランティア募集のビラを手にしたのがきっかけです。2011年当時は山形に来て2年目。地元のイベントに参加してみたいという思いがあったので、良い機会だと思い応募しました。
_お二人とも最初に参加した映画祭で出会われたんですよね。
里実子 :はい。ここ最近の映画祭では山形駅でゲストを迎えたり、ホテルのチェックインの手伝いをしたりするゲストサポーターを担当しているのですが、一番最初は市民会館で会場ボランティアをまとめる短期スタッフをしていました。夫も市民会館で会場のセッティングやチケットのモギリ、会場案内等を担当していたんです。ボランティアスタッフはミーティングや交流会もあるので、自然と仲良くなったんじゃないかなと思います。
2011年の映画祭では会場ボランティアの取りまとめ役リーダースタッフを務めた里実子さん。この年、昌希さんと出会った。
_人生を変える映画祭になったわけですね!
里実子 :まさにそうですね(笑)。ゲスト対応の仕事もとても刺激的だったんですよ。世界中の監督さんたちとお話ししたり、顔見知りになって挨拶をしたり。出会った監督さんの作品はより親しみを込めて鑑賞することができました。
昌希 :会場ボランティアは、普段観ないような映画を観られるというだけでなく、その映画を作った監督にもお会いできるのが嬉しかったですね。観客も含めて多くの方が県外、海外からいらっしゃるので、普段は出会えない方々との交流や映画祭全体の雰囲気が刺激的でした。
里実子 :1度参加したら「また次回も」って思ってしまって(笑)。妊娠中も、赤子を抱えながらも毎回ボランティアとして参加しています。あ、そうそう! 私は現在、ドキュメンタリー映画好きが高じて映像翻訳の勉強をしているんですよ。自分の住む山形市で世界的な映画祭が開催されていることが、この道を目指す大きな後押しになりました。
会場案内を作る昌希さん。会場ロビーでの掲示物の作成や案内も会場ボランティアの重要な役割。
_映画祭との関わりから多くのことを得られたんですね。
昌希 :2015年の映画祭の時に出会った、アルゼンチンから来ていた監督ご夫妻とは今も交流が続いていますよ。監督のお子さんと私たちの長男が同い年だったので子どもを通じて仲良くなり、自宅に招いて食事をしたりして。
里実子 :映画祭が終わってからは私の実家の旅館に泊まりに来てくれたりしました。夜、近所の人を招いてミニ上映会もしましたね。監督家族もとても喜んでくださって嬉しかったです。
人との出会いが育まれる映画祭。映画祭という特別な空間だからこそ、かけがえのない交流が生まれる時もある。
_お二人にとって山形映画祭はどんな存在ですか?
里実子 :山形の宝。華美ではないけれど、温かく、居心地のいい映画祭だと思います。これからもずっとずっと続いてほしいです。
昌希 :山形にいながら世界的にも貴重な映像作品に触れられることは、とても贅沢なことです。またそれを作った人、見に来る人と同じ時間を共有できるのは幸せです。今の路線を貫いてほしいと思います。
_ありがとうございました。
■Profile
天本里実子(あまもとりみこ)さん、昌希(あまもとまさき)さん(39歳)
山形市在住。2011年の映画祭で出会い2013年結婚。昌希さんは出身地である千葉県佐倉市から山形市へ移住。里実子さんは映像翻訳者を目指し修行中。趣味は映画鑑賞、温泉、子どもと遊ぶこと。
これからボランティアをしたい方へメッセージ
ボランティアに参加すると、ただ作品を見るだけより50倍映画祭を楽しめます!それ自体が人生でTOP5に入る楽しい経験になると思います。ボランティア仲間と出会い、世界中の映画監督とお話できて、しまいには一緒に香味庵に飲みに行けてしまう(笑)。こんなステキな映画祭、他にあるでしょうか??
天本里実子
普段の仕事とは関係ないところに一歩飛び込むと、新しい世界が広がります。私は仕事と家との往復の毎日でしたが、一歩踏み出すことによって、全く新しい交流が生まれました。
天本昌希
映画祭ボランティアの詳細はこちら
認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭(山形県山形市、理事長:大久保義彦)は、2019年10月10日から17日までの日程で開催する「山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 」に合わせ、本映画祭が今年で30周年 を迎えることを記念して、特製記念グッズ付フリーパスを2019年7月4日(木)から発売 いたします。
特製記念グッズは2種類をご用意し、フリーパスをご購入いただく際に、AタイプかBタイプのどちらかをお選びいただけるようになっています。Aタイプは、ファッション・ブランドYohji Yamamotoとのコラボレーションで世界に衝撃を与えた画家・笹田靖人 氏が、山形映画祭をイメージして描き下ろしたデザインのアルミボトル 、Bタイプは山形国際ドキュメンタリー映画祭’97で邂逅を果たした世界的巨匠監督ロバート・クレイマーとフレデリック・ワイズマン が立ち話をする世界的にも貴重なショットで作った限定ポストカード です。
はじめて山形映画祭を知り、行ってみたいと思ってくださる新しい観客と、これまで何度も山形映画祭に足を運び応援してくださった皆さんへのお礼を込めた、もらって嬉しい限定品です。
笹田靖人 Sasada Yasuto
1985年 岡山県生まれ。0.3ミリペンを使い細密画を描く現代美術家。
発想力と技術力から生み出される独創的な画には、誰も真似できない圧倒的なパワーが込められている。美大生時代、日本の国民的アイドルグループAKB48メンバーをロボット風に描いた作品を「AKB48劇場」にて展示し、完売を実現。大きな話題となった。
2013年に開かれた個展では1万人以上を集客。
2014年、デザイナーYohji Yamamotoと大々的にコラボレーションをした作品を秋冬・パリコレクション2014-2015AWにて発表。
2015年、再びYohji Yamamoto社のGround Yやdiscordにてコラボレーションを行う。
2016年、アジア最大規模である「上海芸術博覧会2016」に初出展。
2017年、 BE@RBRICK “KUJAKU” BY YASUTO SASADAを発売し、楽天ホビーランキング1位。世界17カ国、完売。家具メーカーIKEAのイベント「世界のクリエイター」に日本人で唯一選出され全世界でポスターが展示・販売された。
2018年、自身史上最大240㎝×175㎝の巨大なキャンパスに描いた“KUJAKU”を個展“WINGS”で発表。『MEDICOM TOY EXHIBITION ’18』にてFABRICK × YASUTO SASADAのコラボ家具や雑貨を発表。
2019年、Ground Yとのコラボレーションとともに連動した企画展“Y”を開催し、大いに話題となる。
画家という枠に収まらず、あらゆる分野での活躍が期待される。
Robert Kramer ロバート・クレイマー
1936年ニューヨーク生まれ。1960年代のヴェトナム反戦と若者たちの反逆のうねりのなかで、映像による左翼前衛闘争集団“ニューズリール”の結成メンバーとなり集団制作により多数の作品を発表。1989年の『ルート1/USA』は、山形国際ドキュメンタリー映画祭 ’89 で最優秀賞を受賞。山形には1997年に審査員として再来日し、没後の2001年に特集上映が行われた。
Frederick Wiseman フレデリック・ワイズマン
1930年生まれのワイズマンは、映画監督として主にアメリカの制度に焦点を当てた作品を制作しているほか、演劇の演出も手がけている。映画作品はこれまで44作品を監督。2016年には米アカデミー賞より名誉賞を贈呈された他、4度のエミー賞をはじめ多数の受賞歴がある。山形では過去7度にわたり作品が上映されている。
〈フリーパス〉は、山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 で上映される作品が見放題のお得なパスです。グッズ付フリーパスをご購入いただくと、上記の「フリーパス引換券 」を発行いたします。映画祭にご来場いただいた際に上映会場の窓口で、フリーパス、公式カタログ、30周年記念グッズと引き換えられます。1次先行販売期間(7月4日―8月31日)では11,000円、2次先行販売期間(9月1日―10月9日)では12,000円、開催期間当日は14,000円で販売 しており、お早めにご購入いただくとよりお求めやすくなっています。ご購入の際はネットショップ[YIDFF Shop]、チケットぴあ、をご利用ください。
山形国際ドキュメンタリー映画祭では例年およそ150~200作品を上映しています。〈フリーパス〉はこれまでも映画祭にどっぷり浸れる通行証として、もっとも人気の高いチケットとなっていました。より多くの皆さんに日本屈指のドキュメンタリー映画の祭典である山形国際ドキュメンタリー映画祭をお楽しみいただくための、新奇性の高い、お得なチケットとして30周年記念グッズ付フリーパスはご満足いただけるものと考えております。
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 開催概要
会期:10月10日[木]~17日[木] 8日間
会場:山形市中央公民館(アズ七日町)、山形市民会館、フォーラム山形、ソラリス、山形美術館ほか
山形国際ドキュメンタリー映画祭は1989年に始まったドキュメンタリー映画に焦点を当てた国際映画祭です。今年で第16回、30年目を迎えます。世界最先端の表現を山形で直接に感じられる場として、映画文化と地域文化発展に貢献することを目指しています。
●インターナショナル・コンペティション
応募作品から15作品を上映(7月8日作品発表予定)。映画祭期間中、国際審査員によって以下の賞が選ばれます。
大賞 ロバート&フランシス・フラハティ賞(賞金200万円)
最優秀賞 山形市長賞(賞金100万円)
優秀賞(賞金30万円)
審査員特別賞(賞金30万円)
●アジア千波万波 (7月下旬に作品発表予定)
荒削りでもひと際光るものを感じさせるアジアの新進作家を発掘、応援するプログラム。応募作品から20作品程度を上映します。映画祭期間中、国際審査員によって以下の賞が選ばれます。
小川紳介賞(賞金50万円)
優秀賞(賞金30万円)
【その他、注目の特集プログラムが多数あります】 (8月上旬、上映作品等、詳細決定予定)
チケット販売概要
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 チケットを、7月4日10:00より販売します。
[YIDFF Shop](フリーパス引換券、回数券)
https://yidff.theshop.jp
※9月30日までの販売となります。
※別途送料をいただきます。
※フリーパスは引換券をお送りします。
[チケットぴあ](引換券)
回数券 Pコード:467818
フリーパス 1次販売 Pコード:467817
フリーパス 2次販売 Pコード:467816
※チケットぴあ、コンビニエンスストアでお求めの際は、チケット代金のほかにシステム利用料各種手数料が必要です。
※1回券はそのままお使いいただけますが、つづり券とフリーパスは引換券が発行されます。映画祭期間中に上映会場窓口でチケットと交換してご使用ください。
【お問い合わせ】 認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
・山形事務局 Phone:023-666-4480 FAX:023-625-4550 E-mail:info@yidff.jp
・東京事務局 Phone:03-5362-0672 FAX:03-5362-0670 E-mail: mail@tokyo.yidff.jp
(広報・加瀬) Phone:090-2445-1322 E-mail: ab0707h05chan@yahoo.co.jp
〈YIDFF 2017 アンコール16:シリア、カーキ色の記憶〉
前回の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された作品から選りすぐりをお届けするアンコールシリーズ第16弾。今回はYIDFF2017で最優秀賞である山形市長賞を受賞したアルフォーズ・タンジュール監督の『カーキ色の記憶』、YIDFF2007で上映したハーラ・アルアブドッラー、アンマール・アルベイク両監督による『彼女の墓に花をそえるのは私』を上映します。アラブ世界の苦境を伝える2作品から世界の「今」をご体感ください。
『カーキ色の記憶』 14:00-、19:00-(2回上映)
『カーキ色の記憶』
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2017 インターナショナル・コンペティション 山形市長賞受賞作品
監督:アルフォーズ・タンジュール/カタール/2016/108分
作品紹介:
「ここでなければ私はわたしではない」――。監督アルフォーズ・タンジュールが敬愛する作家イブラーヒーム・サムイールは、かつてダマスクスへの愛をそう語った。何年か後に、彼は愛したダマスクスを去った。イブラーヒームをはじめ、作品には4人の人物が登場し、故郷に対する複雑な思いを語る。ある者にとって、故郷はカーキ色に象徴される抑圧的な世界であり、またある者にとっては赤く染まった暴力的な世界である。この映画で監督は、生まれ育った場所を失うことへの例えようもない感情を描く。その苦い悲しみの表現は、観る者の心を捉え易々と離さないだろう。
『カーキ色の記憶』
監督のことば
私はイメージと、物語と、夢が好きだ。この知的で想像力に富む組み合わせは、長い時間をかけて現実を観察することから生まれる。
映画はイメージを用いて独自の世界を語る。その絵画的な表現は、夢を表現することに似ている。フェリーニの言葉を借りれば、「夢は唯一の現実」だ。
私は1970年代に生まれた。父親は共産主義者だった。当時のシリアのサラミーヤ――詩と、砂漠の乾いた空気と、マルクス主義の伝統を持つ街――では、それは普通のことだった。私自身は、バース党の集会に参加したことは一度もない。というよりも、いかなる政党の集会にも参加したことはない。私はいつも集会から逃げていた。そして街の小さな映画館に行くこともあったが、たいていはチェーホフやトルストイを読みふけっていた。私はゾルバとマルケスに感化された。ボードレールとヘルマン・ヘッセに夢中になった。私にとって読書は、現実から逃避できる美しい世界だった。当時の私は、これがきっかけとなって映画を学ぶことになり、真実を追究したいという強い思いが生まれるとは予想もしていなかった。
この映画の制作中に、私の身に起こった一番の驚きは、私自身がオーストリアに難民申請をしたときのことだ。祖国シリアでは毎日のように多くの人が殺されているのに、自分がこうして外国にいるのが信じられなかった。それは心に大きな傷を残すだけでなく、人道的な意識の面でもつらい体験となった。私はその思いから、弱さと戦うためにもこの映画を作ることにした。映画を作ることで、亡命、恐怖、それにもしかしたら郷愁に、正面から向き合うことを求めていた。
私はこの映画で、抑圧的なシリア政権下で生きる人たちの魂の叫びを届けたかった。長年にわたる沈黙、恐怖、暗い牢獄に光を当て、シリアで起きたこと、今でも起きていることのルーツを探りたかった。シリア社会の爆発を引き起こし、革命のきっかけとなった出来事の数々だ。
この映画は、さまざまな人々の物語を描いている。彼らは自分の身に降りかかる現実を運命と受け止め、日々生き残るために戦い、想像の中だけに存在する小さな勝利を喜び、そして多くの敗北、失望、苦悩を経験する。
この映画はシリアの物語だ。過去を提示し、そして未来を語っている。
アルフォーズ・タンジュール
『カーキ色の記憶』
『彼女の墓に花をそえるのは私』 16:10-(1回上映)
『彼女の墓に花をそえるのは私』
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2007 インターナショナル・コンペティション上映作品
監督:ハーラ・アルアブドッラー、アンマール・アルベイク/シリア/2006/110分
作品紹介:
1981年に故郷シリアを後にしてから一度も帰郷が果たせぬハーラは、カメラを持つ若い友人アンマールと共にフランスで映画を撮り始める。25年間国外追放されている画家の夫の創作風景、祖国を離れたまま初老を迎えようとする女性の友人たちとの親密なインタビュー。客観的な視点を拒むかのように、極端なアップと手持ちを多用したカメラは自由に時空を滑空し、詩文と生活の中の詩心を発見しながら、故郷への愛を詠い、容赦ない時間の流れを哀悼する。
『彼女の墓に花をそえるのは私』
監督のことば:
1991年に亡くなったシリアの女性詩人ダアド・ハッダードの詩から――
わたしは探究に出かける。探るのだ。
小さなカメラをもって、《女友だち》を撮影する
わたしの小さなカメラを使って、《旅路》を撮影する
わたしの小さなカメラを使って、わたしを触発した《かの人たち》を撮影する
《女友だち》が向き合ってくれる
《旅路》が歩みの方向を決めてくれる
《かの人たち》が思考を導いてくれる
《女友だち》
わたしたちは女性4人
まだ50歳とまでいかないが、そう遠くはない
人生をまっとうするということは、夢を叶えることではないと、
わたしたちは、そしておのおのが語る。
《わたしの旅路》
旅路が、歩みの方向を決めてくれる
足が旅路に向かわせてくれる
わたしの映画の造作をスケッチする旅路
わたしの宙吊りの映画が舞台とする土地で終わる旅路
わたしの人生の旅路。
《かの人たち》
まだ作られずにいる映画に向けて、思考が導かれる
旅立たねばならない場へ、人は導いてくれる
会わねばならない人の元へ、導いてくれる
生みだすべき場を照らす光の中へと、導いてくれる。
ハーラ・アルアブドッラー
アンマール・アルベイク
『彼女の墓に花をそえるのは私』
[会場]山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室
[料金]鑑賞会員無料(入会金・年会費無料)
[主催]認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[問い合わせ]電話:023-666-4480 e-mail:info@yidff.jp
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭は、2019年10月10日[木]から10月17日[木] の日程で開催する山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 において、映画祭の顔ともいうべきメインプログラム、世界の最新ドキュメンタリーが集うインターナショナル・コンペティションの15作品 を決定いたしました。
つきましては下記の日程で、15作品の紹介と開催概要の発表について、30周年を記念した新しい動き について記者会見を開催いたしますのでご案内を申し上げます。
お手数ですが別紙にご記入の上、7月5日(金)17時 までにFAXまたはメールにて出欠をご返信くださいますようお願い申し上げます。
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 記者会見
◎日時 2019年7月8日(月) 14時~15時30分 (受付開始13:30)
◎会場 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室 (山形ビッグウイング3F)
※山形市平久保100 大型駐車場完備
◎内容 ・インターナショナル・コンペティション 15作品発表
(応募総数、応募作品の傾向など)
・山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 開催概要について
・30周年記念グッズ付き先行販売フリーパスについて
・質疑応答
◎出席者 認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭 理事長 大久保義彦
認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭 事務局長 日下部克喜
認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭 事務局 畑あゆみ
【本件に関するお問い合わせ】
認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
TEL:023-666-4480 FAX:023-625-4550 E-mail:info@yidff.jp
認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭は、「山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019」の鑑賞チケットを、2019年7月4日[木]10:00から発売開始 いたします。
山形県山形市で2年に一度10月に開催されているドキュメンタリー映画の祭典「山形国際ドキュメンタリー映画祭」は、今年で30年、16回目を迎えます。およそ150作品を超えるまさに今ここでしか見られない貴重な作品群と監督たちが一堂に会し、世界中からのべ2万数千人が来場するドキュメンタリー映画に焦点を当てた国際映画祭です。今年は、10月10日[木]から17日[木]まで、8日間 開催されます。30周年の節目の年の開催ということで、大変お得な記念グッズ付フリーパスもご用意しています。ご周知の程、よろしくお願いいたします。
〈鑑賞チケット発売概要〉
名称:山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 鑑賞チケット
開催:2019年10月10日[木]~17日[木]
チケット種別:
1回券…前売1,100円 当日1,300円
3回券…前売2,500円 当日3,200円
10回券…前売7,500円 当日9,000円
30周年記念グッズ付き先行販売フリーパス
1次先行…11,000円(7月4日~8月31日)
2次先行…12,000円(9月1日~10月9日)
当日…14,000円
※記念グッズの詳細は7月4日発信リリースにて情報解禁
発売開始:2019年7月4日 10:00~
公式サイト: http://www.yidff.jp/home.html
チケット販売:
映画祭オフィシャルショップ「YIDFF SHOP」 https://yidff.theshop.jp/
チケットぴあ
山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー
【お問い合わせ】 認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
・山形事務局 Phone:023-666-4480 FAX:023-625-4550 E-mail:info@yidff.jp
(広報・日下部)Phone:090-2276-1188 E-mail: kusakabe@yidff.jp
・東京事務局 Phone:03-5362-0672 FAX:03-5362-0670 E-mail: mail@tokyo.yidff.jp
(広報・加瀬) Phone:090-2445-1322 E-mail: ab0707h05chan@yahoo.co.jp