山形国際ドキュメンタリー映画祭 2017 ボランティアミーティングがスタート!
山形国際ドキュメンタリー映画祭の運営の現場は、多くのボランティアさんのご協力によって成り立っています。
会場係、ゲストサポーター、市民賞運営、デイリーニュース、司会進行、広報係、香味庵クラブ運営、同時通訳機操作、などなど様々なセクションに分かれて活動していただいています。現在まで250人ほどのご登録をいただいており、ボランティアのみなさんの希望にできるだけ沿う形で、ご担当いただくセクションに分かれてもらいました。山形国際ドキュメンタリー映画祭 2017 開催まであと残りひと月となり、各担当現場の具体的な打ち合わせを行うボランティアミーティングが各セクションごとに始まっています。
9月8日金曜日、会場ボランティア・ミーティングが山形市内で開かれました。
チケットの種類や、IDカードの種類、モギリや人数カウントの方法、会場内外でのお客様誘導時のお声掛けなど、会場ボランティアの具体的なお仕事内容を説明させていただきました。
その後、ご担当いただく会場ごとに分かれて、期間中に活動いただける日程や時間帯などの摺合せを行いつつ、混み合うことが予想される上映時間などを共有していきます。上映スケジュールが掲載されたプログラムチラシを開きながら、様々に意見交換をしました。はじめて映画祭ボランティアに参加する方がいる一方で、同じくらいの数の常連ボランティアさんがいらっしゃいます。常連ボランティアさんたちが事細かく現場の雰囲気を伝えてくれることで、はじめて参加される方の不安が徐々に解きほぐされていくようでした。私たち事務局側が機械的に説明するよりも、やはり経験者の方の声の方がよりわかりやすく伝わるものですね。
こうしたミーティングを繰り返しながら、映画祭開催に向けた準備を進めていきます。
「この部分はこうした方がやりやすかった」「この方がお客さんに親切」など、ボランティアさんたちから独自のアイデアが飛び出します。そうした声をしっかりとすくい取り、形にしていくことで、映画を観ること、語ることに集中できるよりよい映画祭空間を生み出すことができるんですね。この手作り感覚が山形国際ドキュメンタリー映画祭の魅力とも言われています。
ボランティアさんと一緒になって作る市民参加型の国際映画祭。今年もゲスト、観客の皆さんに快適に過ごしていただけるよう、様々にアイデアを凝らしながら準備を進めていますので、ぜひ楽しみにして山形にいらしてください。
(文責:山形映画祭事務局)