お知らせ

6月8日の金曜上映会〈月面着陸から(もうすぐ)半世紀〉

2018.06.05

6月8日[金]〈月面着陸から(もうすぐ)半世紀〉

今回の金曜上映会では、戦後の占領政策、民主教育のための「ナトコ映画」に代わって日本に米国の情報を伝えてきた「USIS(米国広報文化交流局)フィルム」4本を上映して、当時の思いを紐解きます。人類初の月着陸を追体験できる貴重な機会です!

「USISフィルム」4作品 14:00- 19:00-(2回上映)

『科学時報 第103号』 1967/モノクロ/16mm/14分
『科学時報 第150号』 1969/モノクロ/16mm/14分
『科学時報特集号 高校生の宇宙研究』 1970/モノクロ/16mm/15分
『人間月に立つ』 1970/モノクロ/16mm/30分

 

『人間月に立つ』

 

1969年7月20日、米国のアポロ11号によって2人の宇宙飛行士が月に着陸し、人類にとって偉大な一歩を刻みました。それからもうすぐ半世紀が経とうとしていますが、月はどれほど近くなったのでしょうか。

USIS(United States Information Service)フィルムは、1953年、第二次世界大戦後の占領政策の一環として行われてきたCIE(Civil Information and Education)映画(通称ナトコ映画)に代わり、日米の情報、文化交流をはかる目的で作られました。これまでは山形市の東南村山地区視聴覚教育協議会の倉庫に上映されることなく保管されてきましたが、協議会解体にともない、ここにあった25本のUSISフィルムは当映画祭で管理を行なっている山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーに移管されました。

 

『科学時報特集号 高校生の宇宙研究』

 

月の地図を作るための無人探査機や、火星探査機について紹介する『科学時報』シリーズ2本、高校生が、宇宙船滞在を模擬体験する『高校生の宇宙研究』。そして『人間月に立つ』にはニクソン大統領が登場し、米国の悲願であった人類初の月面着陸と無事の帰還が描かれます。

 

『科学時報 第103号』

 

今日では大変貴重になった作品群です。ぜひこの機会にお楽しみください。今後、金曜上映会では継続してこのほかのUSISも上映していく予定です。どうぞお見逃しなく。

 

『科学時報 第150号』

 

[会場]山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室
[料金]鑑賞会員無料(入会金・年会費無料)
[主催]認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[問い合わせ]電話:023-666-4480 e-mail:info@yidff.jp

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