山形国際ドキュメンタリー映画祭の開幕から約30年、日本そしてアジアのドキュメンタリーを世界に放ってきた〈ヤマガタ〉の歴史のなかで特異な存在感を放ち、日本ドキュメンタリーを代表する10作品を、世界に向けて再発信したオンライン配信イベントMade in Japan YAMAGATA 1989-2021を実施しました(2022年1月17日-2月6日)。
イベントに合わせ、日本映画、ドキュメンタリー、翻訳論を専門に研究し、YIDFFのプログラマーとしても活躍したマーク・ノーネスさんに、6回にわたる連載エッセイDr. Markus’ Yamagata Musings(英文)を寄稿していただきました。
この度、イベント期間中にYIDFF公式Facebookにて公開したこちらのエッセイを日本語訳した文章をドキュ山ライブ!に掲載いたしました。
マーク博士の山形あれこれ:
http://www.yidff-live.info/tag/drmarkusyamagatamusings/
第1回『映画の都』監督:飯塚俊男/1991/ YIDFF ’91 特別招待
第2回『阿賀に生きる』監督:佐藤真/1992/YIDFF ’93 優秀賞
第3回『A』監督:森達也/1998/YIDFF ’99 ワールド・スペシャル・プログラム『A2』監督:森達也/2001/YIDFF 2001 特別賞、市民賞
第4回『丸八やたら漬 Komian』監督:佐藤広一/2021/YIDFF 2021 やまがたと映画
第5回『新しい神様』監督:土屋豊/1999/YIDFF ’99 アジア千波万波
最終回『うたうひと』監督:酒井耕、濱口竜介/2013/YIDFF 2013 スカパー! IDEHA賞
映画祭の創設に尽力した小川紳介監督のもとに集い、映画祭初期からスタッフとして参加、以来YIDFFを間近で見つめ続けてきたマーク博士が「Made in Japan YAMAGATA 1989-2021」ラインアップ作品のバックストーリーを通して映画祭が歩んだ激動の30年を振り返ります。
日本ドキュメンタリーをたどる上では読み逃せない貴重な歴史の記録をぜひご覧ください!