10月12日(土)
映画祭の中でも注目されているプログラム『未来の記憶のためにークリス・マルケルの旅と闘い』は山形市民会館小ホールで上映をしています。
12日はポンピドゥーセンターのキュレータのエティエンヌ・サンドランさんによる講演「猫頭の男」もあり、多くの観客で賑わいました。
作品の上映が一段落し、外で休憩するお客さんの中から映画好きのにおい漂う青年を発見しました。クリス・マルケルを見終わったばかりの彼にどこから来たのか突撃!
Q: 今日はどちらからいらしたんですか?
A: 東京からきました。東京の中井というところです。
Q: 山形国際ドキュメンタリー映画祭は初めてですか?
A: いいえ、4年前に初めてきたので、今回が3回目です。
Q: お一人でいらしたんですか?
A: 友達とふたりできました。
Q: 映画関係のお仕事をされているのですか?
A: 学校では、映画の勉強をしていましたが、今は映画とは違う仕事をしていますが。むりやり仕事の休みをとって来ました。昨日山形に到着して、月曜日に帰ります。
Q: 今回の映画祭で注目しているプログラムや作品、監督はいますか?
『殺人という行為』を今日は鑑賞しました。
あと、今回クリス・マルケル特集は注目していますね。特に明日の『サン・ソレイユ』は観たいと思っています。
今日観たクリス・マルケルの作品もおもしろかったです。昨日もクリス・マルケルの作品を観ていたのですが、かなり色々な事をやっているなという印象を受けました。いまいちまだクリス・マルケルの全体像を掴めない感じですが。幅広いなという第一印象でした。今からは『なみのこえ』を観に行こうと思っています。
Q: 山形でなにかおいしいものは食べましたか?
A: まだ特になにも食べていません。なにかオススメはありますか?
香味庵にもまだ行ったことがありません・・・。
香味庵はぜひぜひ行ってください。
山形にも美味しいものいっぱいですよ。
たまこん、おでん、芋煮、日本酒・・・。
映画自体も、もちろん楽しんでもらいたいですが、ぜひ美味しいものも堪能してもらいたいですね。
突然の取材に快く応じてくださったのは、東京都からいらっしゃった村山敏郎さんでした!
取材・構成 飯田有佳子